健康管理と職業生活を
両立するためのワークサイト

ワーク2 健康管理をしながら活躍できる仕事内容

あなたは、難病や障害があると普通の仕事はできないと思い込んでいませんか。あるいは、「障害者なら障害者枠での仕事があるけれど、難病患者にはそんな仕事も用意されていない」と感じているかもしれません。

ワーク2では、思い込みや決めつけをせずに、あなたが働ける可能性のある仕事をより丁寧に考えることが目標です。
難病のある多くの人たちは、工夫しながら様々な一般の仕事で活躍しています。例えば、疲労をためないように、仕事の時間(勤務時間・休憩時間・休日・通院時間の確保)や仕事内容(体力的に無理のないデスクワークやパート等の短時間労働)を調整して働いています。
しかし、仕事は、企業と求職者、職場と自分、それぞれのニーズの兼ね合いです。希望する仕事に就きたい、働き続けたいと思うなら、あなたは、どのような形で職場に貢献できるかもよく考える必要があります。

ワークの進め方
  1. チェックする
  2. 書き込む
  3. 人に説明できるようにまとめる
  4. 支援者と一緒に進める

ワーク2-1 病気や障害による仕事への影響

  • あなたの病気や障害は実際の職業場面でどのような影響があって、どのような仕事なら問題がないかを考えてみましょう

ワーク2-2 働きたい理由と必要な収入

  • あなたが働く理由は何ですか。どのような働き方をする必要がありますか。
  • 就職活動の時、その会社を選んだ理由、仕事への意欲、会社に貢献できることを、わかりやすく説明できるようにしましょう。

ワーク2-3 あなたの強みを発揮し、意欲的に取り組める仕事

  • 無理なく強みや意欲を発揮できる仕事の可能性を考えてみましょう
  • 職業訓練や資格取得などで足りないスキルを補うことも考えましょう。
ワンポイントアドバイス
難病や障害のために「できないこと」だけにとらわれない

世の中には、様々な仕事や働き方があり、企業や職場があります。あなたが無理なく活躍できる仕事は必ずあります。仕事が100個あって99個ができなくても、たった1つでもあなたに合った仕事があればよいのです。その仕事を見つけることを目指しましょう。